!】元気なのにアルカリフォスファターゼが高いときには、どうしたらいいの?獣医師が解説します。, 【犬の口腔鼻腔瘻(口鼻瘻管)】って何?えっ?犬歯を抜歯するの?獣医師が解説します。, Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます). 猫の高分化型消化器型リンパ腫. 猫の腸管に発生する腫瘍はリンパ腫が最も多く(約55%)、次いで腺癌、肥満細胞腫、となっています。 腸管の腺癌は高齢で発生し、猫では多くで10~12歳と報告されています。今回は嘔吐が認められた高齢猫で発見された消化管腫瘍の症例です。 こんにちは、院長の渡辺です。 今回は消化器型リンパ腫のネコの話です。 リンパ腫というのは、血液に流れているリンパ球が腫瘍化した病気です。 そして腫瘍ができた部位が、例えば胃や腸である場合を『消化器型リンパ腫』と言います。 ー | 2017年10月30日. Copyright Ⓒ Daktari Animal Hospital All rights reserved. © 2020 kaibocci All rights reserved. 猫に発症する腫瘍のうち、非常に多くみられるのがリンパ腫といわれており高い確率で発症してから数年で命を落としてしまいます。末期のリンパ腫になった場合にみられる症状や後悔しないように残された時間に対して猫にしてあげれることを今回お話しします。 【iPadでPython! リンパ腫は、リンパ球が骨髄以外のいろいろな場所で増殖する悪性腫瘍です。猫の腫瘍としての発生率は高く、年間10万匹当たり200例(人の20倍)と言われています。リンパ球は全身を循環しますので、たとえ一カ所でもリンパ腫が見つかると、全身にがん細胞が広がっている可能性があります。 また、猫白血病ウイルスに感染している猫は、リンパ腫を発症しやすいので注意が必要です。 ・細菌 サルモネラ菌やカンピロバクター菌に汚染されたものを口にすることで感染症にかかると、腸炎を起こして下痢になります。 例えば、猫の炎症性腸症(ibd)と小細胞性リンパ腫(sclsa)で見られることがある体重減少と下痢というのは、この2つの病気以外でも見られます。 体重減少と下痢だから、猫の炎症性腸症(IBD)や小細胞性リンパ腫(ScLSA)とは必ずしも言えないわけです。 成分や誤食してしまった時の対処法について解説【動画あり】, 複数のリンパ節または腫瘍の限局性病変(横隔膜を越えない)、または切除可能な消化管腫瘍, 全身のリンパ節に波及している(横隔膜を越える)、または広範囲の切除不能な消化管腫瘍, 全身を触診し、リンパ節の大きさ・固さ・形・周囲組織との関連性、各種内臓の大きさや、腹腔内のしこりの有無を調べます。, 腹腔内臓器・リンパ節の状態を検査することができます。レントゲンでは分からない、臓器や腫瘤の内部構造・血管構造等が分かります。, 腫大したリンパ節や異常な臓器に、針生検を実施して異常リンパ球の増殖を確認することで速やかに診断が可能です。, 細胞診で診断が付かない場合には麻酔下による切除生検で一箇所のリンパ節を切除して検査をしたり、トゥルーカット(瞬間的に小さな組織を採取する器具)や開腹手術により臓器やリンパ節を切除したりして病理組織検査に提出し、診断を確定する必要があります。, 遺伝子検査(PCR法)を用いて、リンパ系腫瘍であるか否かを判定します。さらにそれがB細胞型であるかT細胞型であるかが判るので、リンパ腫の予後予測や治療方針の策定に有用です。ごく少量の細胞での検査が可能であり、感度の高い方法ですが、猫では犬よりも診断率が低いとされています。, 治療開始前に元気消失・食欲不振・嘔吐・下痢・貧血・肺炎などの症状を示している患者は経過が悪い。, 進行度 : 初期(ステージ1〜2)の症例は長期生存できる可能性が高くなります。. リンパ腫は、リンパ球が骨髄以外のいろいろな場所で増殖する悪性腫瘍です。猫の腫瘍としての発生率は高く、年間10万匹当たり200例(人の20倍)と言われています。リンパ球は全身を循環しますので、たとえ一カ所でもリンパ腫が見つかると、全身にがん細胞が広がっている可能性があります。このため、他のガンと違い、抗がん剤を使っての治療がメインとなる腫瘍です。リンパ腫の多くは悪性(高悪性度リンパ腫)で、治療をしなければ早期に死に至る病気ですが、さまざまなタイプが有るため、診断法と治療法には多くのバリエーションがあります。この記事では、一般的な「高悪性度リンパ腫」について、浜松家畜病院院長の武信が、早期発見するためのチェック法や、標準的な治療を解説します。, ※抗がん剤治療中に免疫力が落ちて肺炎になることもありますが、この場合は早く気付ければ、治療によりほとんどが治癒します。, 猫がタバコをかじった!! Copyright Ⓒ Daktari Animal Hospital All rights reserved. !】たった1分で環境構築 – Google Colab –, 【犬のALPが高い! 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)には、いろいろな症状が見られますが、ある程度共通する症状には、次のようなものがあります。, 体重が減る( 痩せてくる)、食欲にムラがある(食べたり、食べなかったりする)、嘔吐、下痢、よく寝る(起きている時間が短め), これらの症状は、必ずしも現れるものでもなく、またみられても全てが見られる訳でもありませんが、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)では、どちらの病気でもある程度共通して見られるものです。, どちらも治りません。猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)は、どちらも完治をすることはありません。, 猫の炎症性腸症(IBD)は、症状の改善ができますし、治療を続ける限りは良い状態を維持すことができます。それでも、重度に衰弱したり、深刻な胃腸病や腸炎を起こした場合には、予後は注意が必要になります。, 小細胞性リンパ腫(ScLSA)は、腫瘍性疾患ですので、いわゆる抗がん治療が必要です。抗がん治療で使う用語として、寛解という言葉があります。小細胞性リンパ腫(ScLSA)を研究したものの中には、寛解率が90%を超えたとするもがあります。そして、その研究では生存中央値が2.5年以上と報告されています。癌治療として、この結果は悪くはありませんが、それでも治らないことは辛いことです。本当に。, 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の2つの疾患を併記することの意味は、これらが同時に起こったり、炎症性腸症(IBD)から小細胞性リンパ腫(ScLSA)へと進むこともあるからです。, 結論から書きますと、これが結構難しいのですが、最も良いのは試験的開腹手術を行い、腸から病理検体を取る方法です。その検体を病理組織学的検査を行います。, 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の症状は、非特異的です。症状が非特異的というのは、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の病気の時にしか見られない症状がないということです。, 例えば、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)で見られることがある体重減少と下痢というのは、この2つの病気以外でも見られます。体重減少と下痢だから、猫の炎症性腸症(IBD)や小細胞性リンパ腫(ScLSA)とは必ずしも言えないわけです。このような症状のことを特異性がないと言っています。, そして、体重減少や下痢が見られる病気の中には、他の検査で診断できて、そして難しい治療をすることなく治るものも多く存在します。当然ながら、このような場合には、試験的回復手術は行う必要がありません。, 猫の炎症性腸症(IBD)や小細胞性リンパ腫(ScLSA)を疑う場合でも、そのほかの病気ではないだろうかと推測し、違うということを確かめる作業が必要です。これを除外診断と呼んでいます。そして、最終的に、猫の炎症性腸症(IBD)や小細胞性リンパ腫(ScLSA)の可能性が高くなれば、病理組織学的検査を行いますが、できるだけ猫に負担をかけないようにするには、内視鏡を使うという方法があります。, しかし、内視鏡で全ての検査ができるわけではありません。何かと言いますと、猫の消化管は、いくつかの層でできています。層の少ないバームクーヘンのように層になっているちくわをイメージして見てください。穴の方から、穴側の層だけを検査するのが内視鏡による検査や、病理検体の採取です。, 猫の炎症性腸症(IBD)や小細胞性リンパ腫(ScLSA)では、全部の層を検査しなければ区別できないものもあります。つまりは、ちくわであれば、穴の中から表面だを観察したり、病理検査するのではなく、全層検査が必要ということです。これは、ちくわであれば、穴の方から一番外側の層まで貫通させて消化管検体を取らなければならないということです。ちくわに穴が開くわけです。, これを内視鏡で行うことはできません。全層取ると、消化管に穴が空きます。そそて、内視鏡ではこの穴を塞ぐことができません。このような理由から、内視鏡ではなく、病理組織学的検査のためには、試験的回復手術を行いながら消化管、特に小腸の全層切除が必要になります。そして、その穴は縫合して塞がれます。, 小腸を検査のために一部切り取るわけですが、腸を外から見てみても異常箇所がわかりにくいのです。例えるならば、ちくわの穴側に異常があり、そうですね、穴側に黒ずんだところがあり、黒ずみの原因を調べたいわけですが、それは穴の中しか分からず、外からいくら観察してもわからないわけです。だからと言って、適当に腸の一部を切り取っても、そこが黒ずんでいなかったら、黒ずみの原因はわからないままなのです。, しかも、消化管に異常があるかどうか、そして、その異常が何なのかを調べるわけですから、異常がないという結論もあるわけです。, 先の例のように、ある程度当てずっぽで取るわけですから、取ったところに異常がないこともあり得るわけです。, 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の区別を重視した場合、現在最も良いとされる検査方法と手順, 内視鏡を使って、消化管の異常なところを採取します。具体的には、全身麻酔をかけた猫に内視鏡検査を行います。異常箇所を見つけて、内視鏡を使ってその異常部分を少しだけ取ります。, これを病理組織学的検査で、猫の炎症性腸症(IBD)か小細胞性リンパ腫(ScLSA)を判断します。, 次には、免疫組織化学検査(IHC)や、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を使うことで、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)とを区別するとう方法です。, これであれば、内視鏡で完結し、その後は研究室での作業ですので、猫のお腹や消化管にメスを入れる必要な無くなります。他の疾患であれば、この限りではありませんが、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の鑑別はこれでできることになります。, 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)の鑑別ができれば、あとは治療を行いますが、それぞれの治療方法があります。この記事では、その詳細は割愛しますが、とどちらにおいても大切なのは、食事療法です。, この食事療法で選ばれるのは、消化性の高い新奇タンパク質です。これは、これまで猫に与えたことがないお肉ということです。ウサギ、シカ、ウマなどの肉が使われることがあります。また、動物病院で、タンパク質を加水分解した療法食が手に入りますから、獣医師と相談されるといいと思います。, また、プロバイオティクスやシンバイオティクスが使われることがあります。これらも、猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)に有効だとする明らかな根拠はまだ出ていませんが、慢性下痢が改善したという報告が増えてきています。, 猫の炎症性腸症(IBD)と小細胞性リンパ腫(ScLSA)は、どちらも完治することのない病気ですが、症状を改善させることはできます。診断までも長い道のりがありますが、治療は猫の障害に渡って続くことがありますので、獣医師と連携を取りながらの治療が必要になります。, いつもは頼もしいスタッフと診療にあたっておりますが、休診日はひとりぼっちで入院どうぶつの治療や、急患対応をしています。どうぶつの病気についてのサイトは、その特性からとかく無難に書かれたものが多く、本音のところが見え辛くなっています。動物病院で現役で診療にあたる獣医師が、本当のところを書きました。あなたが、どうぶつとのせいかつを楽しめるように書いています。, いつもは頼もしいスタッフと診療をしていますが、休診日はひとりぼっちで入院どうぶつの治療や、急患対応をしています。どうぶつの病気についてのサイトは、その特性からとかく無難に書かれたものが多く、本音のところが見え辛くなっています。動物病院で現役で診療にあたる獣医師が、本当のところを書きました。あなたが、どうぶつとのせいかつを安心して楽しめるように書いています。.